• 業務内容
  • 弁護士紹介
  • 活動報告
  • 事業所概要
弁護士ブログ

今月の一作~「ハコヅメ~交番女子の逆襲」~

2019.01.31|甲斐野 正行

いろいろ本を読んだり舞台を見たりするのに、当たり外れがあることはやむを得ませんし、本だと、既に買っているのに、あれ?と思いながら、また同じものを買ってしまったり、ということもありますが、これは当たりと思った今月の一作。

 

今月は、泰三子さんの「ハコヅメ~交番女子の逆襲」です。

 

morning.moae.jp/lineup/887

 

雑誌モーニングで2017年11月から連載されて、単行本は超ハイペースで既に5巻まで出ています。

作者は、某県警に10年勤務していた方で、婦警さんの視線で、いい人ほど過労死で早く死ぬという大変ブラックな職場である警察の日常を、力の抜けたコメディセンスで活写しています。

絵は少々、いや相当に残念なのですが、漫画は絵が下手でも成立し、全体の総合力であることがよく分かる作品です(絵の印象で好き嫌いが分かれるでしょうが。ちなみに私はワンピースが絵のせいで受け付けません)。この作品は、デスノートの小畑健さんやクライングフリーマン等の池上遼一さん、アキラの大友克洋さんなど、上手とか、スタイリッシュという絵柄ではおよそ魅力がないと思われ、ある意味、タカラヅカ的(分かる人は分かる)です。

 

昨年来、僧衣での運転事件で福井県警の交通係の警察官がやり玉に挙げられましたが、現場の警察官としては、ここで見逃して事故が起こったら後悔するという思いがある(交通事故の死体は悲惨な状態になることが多く、そうしたものを何度も見る機会があるからこそ)、というのは分かるところがあり、きまじめな警察官は、やはり危ないと思えば摘発はするだろうと思います。本作にはそうしたエピソードもあります。

前のブログで触れましたように、福井県の道交法施行細則は定め方に問題がありましたが、僧衣での運転は、確かに第一感として危ないのでは?という印象があります。僧侶の方が動画等で、僧衣での運転は危なくないというのをやって見せていましたが、第三者的な立場の人、あるいは、メーカーや自動車学校、免許センター等の専門的な立場から自動車運転と衣服の関係について検証したものや意見がないのかという気がします。交通安全の問題で、人の生死がかかるのですから、そのあたりはもう少しきちんとした研究や検証があってもよいように思うところです。

 

まあ、そうしたことは置いといて、面白い作品です。

最新情報

2023.08.22

「離婚するときに考えること③~「暴力」という理由で離婚は手続的に可能か?」

2023.08.09

「離婚するときに考えること②~その理由で離婚は手続的に可能か?」

2023.08.03

「離婚するときに考えること①」

2023.04.10

「相続で後悔しない~その3:相続の基本ルール③・寄与分」

2023.04.05

「相続で後悔しない~その2:相続の基本ルール②・プラスの財産とマイナスの財産」

過去の記事

2021年09月

2021年10月

2021年11月

2021年12月

2022年01月

2022年02月

2022年03月

2022年04月

2022年05月

2022年07月

2022年09月

2022年11月

2023年01月

2023年03月

2023年04月

2023年08月

タグ

甲斐野正行 その他 中井克洋 川崎智宏 根石英行 吉村友和 松田健 交通事故 勉強会 民法 刑事 相続 裁判手続IT化 IT化 民事 遺言 企業法務 成年後見 周南事務所 債務整理 離婚 講演会

弁護士法人
広島メープル法律事務所
HIROSHIMA MAPLE LAW OFFICE
side_pic_access01.jpg side_pic_access02.jpg
【広島事務所】
 〒730-0004 広島市中区東白島町14-15
 NTTクレド白島ビル8F
 ico_tel.png 082-223-4478 ico_fax.png 082-223-0747
 受付時間:月〜金曜 9:00〜18:00

【周南事務所】
 〒745-0005
 山口県周南市児玉町2丁目5番1号
 三星児玉ハイツ1-D
 ico_tel.png 0834-34-1645 ico_fax.png 0834-34-1646
 受付時間:月〜金曜 9:00〜18:00

※オンライン相談にも対応しております。

side_bnr01.jpg side_bnr02.jpg side_bnr03.jpg side_bnr04.jpg side_img_soudan.png side_btn_recruit.png