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弁護士ブログ

「ヌーハラ2」

2020.09.24|甲斐野 正行

 

  
 前回(9月17日)、最近、パワハラやセクハラについてご相談を受けることが特に多くなったという話をしたばかりですが、今月16日放送のフジテレビ「ホンマでっか!?TV」を見ていたら、ハラスメントがテーマとして取り上げられ、その中で、上司の「ヌーハラ」が原因で、会社を辞めた部下の事例(もちろん日本の)が報告されていました。

 

 「ヌーハラ」については、2018年1月にこのブログ(「ヌーハラ 麺をすすらずに美味しいか-ハラスメントは難しい」)でとりあげましたが、日本人がラーメンやうどん等の麺類をすする音が外国人に強い生理的な嫌悪感を与えるという問題があり、これをヌードルハラスメント、略して「ヌーハラ」といっています。

 言われ始めたのが2015年くらいだそうで、日本人男性と結婚している外国人女性でも、そうした音にはなかなか慣れないという方が多いそうです。

 

 それでも前回のブログのときは、もっぱら外国人の生理的な嫌悪感という話であり、さすがに日本人でそうした音が嫌だというのは聞かなかったように思いますが、上記の番組で取材したケースによると、20代の男性がある時期から会社に来なくなり、それがなぜかというと、部長と会食に行ったときに、部長が麺類をズルズルと食べるのを目の前で見て、それ以降部長を見るだけで生理的にダメだ、ということで行けなくなってしまったというのです。その会社では、会食で麺類をやめようと規定化することを検討しているとか。

 出演者のマツコさんは、「潰れちゃえ、そんな会社!」と言ってましたが・・・。

 

 わずか数年で日本人の感覚も随分変わりつつあるようです。

 

 パワハラやセクハラもそうですが、ハラスメントが、それを受ける側の気持ちや感覚を1つの基準としていて、社会的な常識や感覚という、時代とともにうつろいやすいものに依拠する面がある以上、麺好き、蕎麦フリークとして嘆かわしい気持ちがありますが、ヌーハラも対外国人だけでなく日本人間でも成立するようになるのかもしれません。

 

                                                                     以 上

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