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弁護士ブログ

「ロッテ・阪神の新型コロナ感染ーカープの外食禁止令のほうが正解?」

2020.10.07|甲斐野 正行

 

 ソフトバンクと優勝を争っているロッテで、今月4日、岩下投手とチームスタッフの2人が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、更に昨日(今月6日)、新たに荻野貴司外野手、角中勝也外野手ら7選手を含む11人の新型コロナウイルス感染が判明したと発表されました。そのため、ロッテは、昨日、岩下投手の濃厚接触者も含めて11人の出場選手登録を抹消し、藤原恭大外野手ら11人を2軍から緊急昇格させてオリックス戦に臨んだのですが、完封負け。

 優勝争いに大きく響きそうな感じになっています。

 セ・リーグでも、阪神で、先月9月24日に2軍の浜地投手がコロナ陽性判定を受け、翌25日には1軍の糸原、陽川、岩貞、馬場といった主力選手のほか、スタッフら6人の感染が判明し、名古屋市内で会食をともにし、濃厚接触が疑わしいと判断された選手を含む10人が出場選手登録を抹消されました。

 セ・リーグは巨人の独走状態ではありますが、阪神は、9月25日以降3勝6敗1分けと明らかに調子を落としていますから、これもコロナの影響大ですね。

 

 感染については、最善を尽くしても防げないところでもあり、何が悪いともいえないのですが、翻って我がカープは新型コロナについてどうしているのか、というと、先月21日のYahoo!ニュースで、東京スポーツ発として、こんな記事が出ていました。

 

「・‥チーム関係者に聞くと、長引く低迷の理由はグラウンド外にもあるという。「遠征先だけでなく、広島に帰っても外でメシを食わせてもらえないんです。世の中は変わっても、僕らの状況はどんどん厳しくなっている。正直、みんな痩せ細ってきています」

 コロナ禍に突入した当初は12球団の中でも、とりわけ外出に関して厳しいというほうではなかったが、4月中旬に広島に緊急事態宣言が発令されたあたりから締め付けが強化され、現在まで「ホーム、ビジター問わず一切の外食禁止」が言い渡されている。

 そんな状況だからカープナインの不満が溜まるのも当然。「許されているのは〝散歩〟だけ。もう限界ですよ」とボヤキまくっている。唯一の楽しみは黙認されている宿舎内での〝部屋のみ〟で、ビールとつまみを買い込みに宿舎近くのコンビニを往復する毎日だという。

 一方、世間の状況は大きく変わってきている。東京以外は「Go To キャンペーン」中で一般市民は旅行もOK。16日には東京でも夜10時以降の飲食店営業自粛要請が解除された。プロ野球でも19日から各球場の入場者数を上限5000人から収容人数の50%に大幅緩和した。いわば世の中は「ステイホーム」から「街へ戻る」ステップへ進んでいるのだ。

「遠征で広島に来た他球団の選手は、みんな街へ出始めている。試合後、ご飯に誘われたりもしますが『え、カープはまだ出られないの?』って驚かれていますよ…」とため息をつく。「タクシー乗合禁止」「東京遠征中の外出禁止」などのルールを設定している球団はあるが、地元でも全く出歩けないというのは今はほぼ聞かない。

 とはいえ広島の場合、精神的支柱でリーダー格の石原、会沢がアクシデントで登録抹消中だけに、球団側との〝交渉〟もままならない。そんな中、一部選手は我慢できず〝県郊外での夕食程度はOK〟という独自ルールをつくって、街へ繰り出し始めているという。それを耳にした選手やスタッフからは当然、不満が漏れる。佐々岡監督が掲げる「一体感」が崩れてしまっているのだ。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/7b5217b0e6a8d08205b8eb8a5edfbf9c37819660

 

 まあ東京スポーツなんで、眉につばをつけながら読まないといけませんし、実際にカープの制限が他球団と比べてどうなのかはよく分かりません。

 ただ、球団経営(それは選手の年俸にも直結します)という観点からすると、せっかく入場者数の制限が緩和されたところで、こういう事態が起こると、また制限が厳格になり、更には試合自体開催できないということにもなりかねません。

 NPBは、ここまではコロナ下でなんとかうまく行けてる感じだったので、これを他のスポーツ、更には来年のオリンピックに向けてのモデルケースとして広げていければと思われていましたが、暗雲が漂ってきた感じです。

 

 とりあえずカープでは現時点で新型コロナ感染は出ていませんし、東京スポーツが報ずるような制限がどれだけ効果的だったのかもよく分かりませんが、できるだけの努力はするというところからすると、カープの方針はアリはアリと思われます。

 チーム成績はまあ・・・(-_-;)


                                                                                                    以 上

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